今回はRxJSを使って配列の要素をフィルタリングする方法をご紹介します。
RxJSのバージョンは6.xを対象としています。
はじめに
今回フィルタリングする配列はこちら
// フィルタリングする配列 const items = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8];
この中から偶数の要素だけ抽出して配列を生成します。
手順
手順は以下の通りです。
fromを使って配列をObservableに変換。filterで偶数の要素のみストリームに流す。toArrayで流れてきたデータを配列にまとめる。
サンプルコード
import { from } from 'rxjs';
import { filter, toArray } from 'rxjs/operators'
// フィルタリングする配列
const items = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8];
// 配列をObservableに変換
from(items).pipe(
// 偶数の要素のみ流す
filter(item => item % 2 === 0),
// 流れてきたデータを配列にまとめる
toArray()
).subscribe(
value => console.log(value)
);
出力結果
// 出力結果 [2, 4, 6, 8]
